クーラーの除湿を効かせて

三サイズ各10すべて二段組みで上段だけ漆で仕上げとしたが、届いた曲げわっぱに白木の段はなかった。組み上がりを見に行った際に指示を出して直接、漆の工房に廻してもらったのが失敗だった。ここまでで二年、これでよしとはしない気持ちは萎えなかった。上下白木で同じだけ作って組み替えれば、 おかずは漆ご飯は白木の二段の弁当箱が倍増することになる。
更に二年の今日という日はギャラリーの作業台に、すべてを並べた日だ。

反り具合、木目模様・色調、その柾目の疎密・照りを一つづつ吟味して組み合わせの相方を決めようというところまできた。