織りと染めを生業にしたK工房

そのKのご主人と蜂飼いの青年で、山に入った。鉈は腰にあるが、掘る鍬はない。見るだけということだろう。それでよい。

島に来てまだ道のないヤプヤマに、一人で入る気にはならない。長靴は初めて島に来るときに、履いてきた。

雨で道が塞がれ、山の反対側に道を変えた。知らない者にはできないことだ。

クールの根本を五つも六つも、拝ませてもらった。