交叉、交差。

三つ撚り、三つ縒り。
三つヨリロープを交わるように一旦つないで、ふたたび二本に分かれるフォルムを手作業でしめした。
片方を端近くにしつらえる意図はなく、単にその表情を示したにすぎない。
実効性のある交差をなしとげるには、この先を合目的長だけ手綯いする必要がある。

簡単な三つヨリの手綯い機を作ってみたいが、藁縄のそれをごく幼い日に見ただけ。
その記憶を頼りに再現に試行する日を、楽しみに待っているのだが。