穴の数だけ

イカットなズックは紐の通し穴が、七つも九つもあったりする。
バスケット・シューズを上まで通して結んでいる人はまれ、脱ぎ履きにルーズに結んだままという時代だ。

このシリーズは、履く人を選ぶのは間違いない。そんなきちんと履いた人が時にはやって来て、穴の数だけ紐を替えては結べないかと。

写真、まずは下から孔を六つ。六色で小刻みに結んでみると約束した、中山球喜(たまき)さん。配色はこんな、「ユーラシア大陸」でどうか?