まだ、遣りたらない。

一〇年に一度のくりえぃちぶ之神が降りてきて、靴紐仕事はまだ遣りたらない。
そんな神様を知りませんが、そう言うと分かりやすいので。

製作中の120足はすべて結びの構造や配色などが異なる、それぞれただ一足の作品。おろっ、「作品」……らしいぞ。
まだ70足代だか、年内に150足くらいには達するだろう。年内に編む図録は、100足を収めたものになるだろう。

年が明けたら「一年365足」と題した、第二シリーズを始めることになる。人数にしてその半分の180人に色違いの二足を持ち込んでいただいて、結んで差し上げます。

もっともお渡しするのは色違いをテレコにした一組だけで、もう一組は遥か遠くのハダシの人の足を収めようというもの。

これで当初の目論見1000足は、来年いっぱいで折り返し地点に到達する鬼が笑う話。
で、すべてはハンモックのオマケにすぎない。躁鬱の躁期に入ったなか?

コンバースの乳児サイズ、サンリオのネコやウサギ。遠近法に逆らって、並べ直して写真をもう一枚。