00030/27㌢ 柿渋に三より綿3㍉ロープ赤土染め

柿渋は岡田源衛(大垣)、赤土染めは藤永法子(小笠原父島)。

ひとえ継ぎに、ふたえ八の字結び。ともにあと二巻き蝶結び(造語)

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片側を柿渋で染めたものだが、もうトップのゴムあてを染まらないようマスキングすることはありません……と伝えておいた。
無理をすることはない、どうせすぐ汚れるのが靴というもの。

サイズはともかく、左右が揃ってないことがこの企画の最大の統一テーマだが、これでぐっと気持ちが楽になった。仕事を楽に進めたい。

次はマーペーの頂で睥睨した某女の、左右で寸法の違う足に応えることにあるが、来年の夏が終わった頃だろう。



石垣の暖かないちにち、149足で今年がおわる。バナナも今日は、1500度までに24度ほど上積みできたのではないか。遅れに遅れて島内発表は、2015年の3月1日から15日といたしますが、ギャラリーパナリ近隣のカフェ「とーい」で、一部を先行発表・発売しています。着物初心者のあしもとを着物地とともの素材で、くるんだり縒ったりした紐で結んだスニーカーでどお? という提案のチラ見せです。

あと二巻き蝶結び=スニーカーは平紐が普通だが、この企画では主に三ミリ三つ撚りロープの欠片を使用。ポリエステル素材も多いが、大半は弾力に欠ける純綿。
靴に結んで解けやすい。そこで工夫した結び。珍しいものではないが特に呼び名がないので、こう呼ぶことにした。ご存じならハハアと思われる方も多いだろうが、以下紙。付け加えるなら類型は三種、まえ二巻き蝶結び・あと二巻き蝶結び・二巻き二巻き蝶結び……である。