梯梧とカラス

鶴舞から北へ中央分離帯に、名古屋港の園地に、テイゴが昔からあった。新しい枝が毎年剪定されて、青桐の瘤のような樹勢が特徴的なシルエット。

石垣に居を移して、見慣れた花になった。前途が危ぶまれたが、今年はもう回復したと言ってよい。

烏が、若い蕾を訪ねている。まだ房を形成していないテイゴは、天を仰いで陽春を待っている。今年の石垣に、春はまだ遅い。