Aの1

「小さな家」は90×90ミリの間伐材で、組み立てられています。俯瞰すればK宅は台風の去る方向を上にして、西北角の柱にAの1と番付している。

第1期の三節は加工の済んだ材木が、いよいよ立ち上げることになった。太平洋の岸から山ひとつ中に入った窪地に拓けた水田を見遥かして、Y氏のベタ基礎にも立ち上がる。