葉陰の瑞々しいもの

葉隠れを見つけた。店先の鉢植えが元気がないと思わばこそ、葉も蕾も坊主にされて漸くことの次第を知る。

丸々とした歩く緑のエッセンス、その葉陰に産み落とされた宿命を生きる他ない。

サナギに到達するのに、少し葉が足りないんじゃないか? 足るを知って、蝶になれるものか?

一昨日のことです。果たせぬことか、別の羽根の生えた奴の胃に収まったのか、再び葉の世界が回復する。。

何がなにを養い難いか、世界は分からない。