2016 11/7-01

ぐずぐずとテキトーになってしまったナンバーリングを、今日から製作年月日に製作番号に改めた。今日の二作が、ここ何日か手にかけてきた紺のハイカット、コンバースのイレギュラー・スニーカー。

Mのためのものに、異寸を一点加えた。ひとたびは同じ結びにしてみたが、思い直した。それはMがバンクーバーに履いていく靴だからで、見栄えする結びに太平洋を先ずは越えてもらいたい気になったから。

Mのわがスニーカーは二足目で前作はすでにシンプル化のあって、同趣向を重ねるテはないと思ってのこと。さて、Mにカナダお目見えのコーディネートができるか否か。それはわからない。

さてこの二つの仕様には構造的にはしっかり紐使いがなされていながら、〆めが緩んだ結びであること。Mの「小指が痛くないようにして」に、応えた。

白紐は純綿をやめて、ポリエステル4ミリロープ。トゥルーラバーズノットをあしらいながら、小指部分を開放して結びを甲に巻き上げている。

初めてのことで、使用実積はない。Mで試すことは控えて、彼女の23.0センチは見本通りの最難度の結び。こちらは純綿3ミリを乙女の肌色に染め上げた。

これは小指だけでなく甲全体をソフトに包む、これでもかと難度を上げた結びにそんな嬉しいオマケがあったのだ。