七つとひとつの愛に関するむすび。

ゆうべ合計八つの結び見本を、パネルに取りつけた。穴あきの突起物を一列八つ並べたものと、U字ボルトで黒板に固定したものの2タイプ作ってみた。

結びの名前と標題のようなタイトルを表記するが、ブラックボードにチョークなら好都合だが、目の届かない所に掲示しっばなしというわけにいかない。

ピンクのタイプは九ミリ純綿ロープの甘よりで四組用意してから、黒板型もひとつ。
純綿ロープの甘よりは結び目を理解しやすい整った形で維持できるか──それは、結びによるのだった。予測の外れたものに、叶むすび。

黒板には六ミリほどの混紡固よりを取りつけたが、叶むすびの口にしろ十にしろその形は崩れないのだった。

両方を場所によって、併用することになるだろう。そればかりがこういう用途をかなり早くから思い描いていて、漂着・廃棄ロープをまちまちの太さくたびれ加減で見本額にしたらどんなに愉快か──と。