パンツの面目 ふんどしの沽券
レニ・リーフェンシュタールの「意思の勝利」「原色の海」「民族の祭典」「美の祭典」、これ以上を観る機会をベルリンに行って探すのが楽しみ。ナチ記録映画以前の愛すべき物語……。
素直な感想は我々の周囲にあふれた今どきのありきたりの映像が、はるかに邪悪で作為に満ちたものだということだ。彼女はナチズムなんかに、まったく曇ったところなぞ感じられなかった。
草薙ツヨシ君が再現したアンマの話、長門勇の「雨あがる」の前作と共に、彼女の熱帯魚をとらえた最晩年の記録映画と若い日のレ二。
この三つが「見比べる」映画会の、プログラム案。
メモここまで。
別件、1936年のベルリンオリンピック映像にとらえられていた古代ローマのフンドシ。道半ばだったシモネッタガセネッタは、知っていただろうか。彼女に見せるべき「Tフロント」が、完成間近か。本当に残念!! 古代オリンピアの下半身の布事情も、報告したかった。