石垣島の12ヶ所

平野北方津口
伊原間太平洋側
伊原間港付近
米原海岸
川平古港
底地ビーチの魚垣
屋良部沖
名蔵シタダル浜
大浜の魚垣
白保の魚垣
宮良沖
石垣港

──以上の12ヶ所が、図録に挙げられている。昨年、那覇おもろの博物館で開かれた「水中遺産」の企画を資料。

鹿児島県域から沖縄本島周辺、宮古多良間ら八重山と総称される当地に与那国までをむくめると、ポイントは倍増する。島の数は倍増どころではないから、この八重山諸島こそ南海の漂着陶磁器片の宝庫と言える。 
土管片の宝庫(^^ゞこそ、私の拾い歩きのスタート地点なのですか。ソレハトコナメ。

ハンモックにしつらえる流木を目当てに巡った浜は、石垣・竹冨・小浜・鳩間・パナリ・西表・波照間・与那国の八島に限られるが、水中遺産資料が言う陶磁器片を拾える浜は、私の経験からはしかし一つしかない。

ご案内したのはこの一〇年間に、まだ一〇指に満たない。密やかな愉悦をお分けする勿体をつけて、今後もひとりふたりとお連れする。