有限時間

来年こそ伊野田に開く「アコウの森」の屋内空間の一棟を囲って、ようやく雨仕舞いを終った。
扉のハードルを何か柄の付いた道具にしようと、思いついた。ツルハシとか備中、トビグチ。それも使い込んだ跡があるものが、よいだろう。

亡父・勇の焼き印の入った柄に、つきがた村を出自にもつ義父・良一が池ノ内あたりでいわきを掘って暮らした鶴嘴を正面入口扉にする。

ちょっと遣ってからね。