キャベツひとたま


百姓の出なのか、キャベツ半玉とか白菜四分の一なんて買えない。ので、自炊の具に出来なかった。買ってみれば何のことはない、明日のことは考えても明後日の食い物を考えてないだけだった。
白菜は半割にして、まず干す。キャベツは今日残す半分を刻んで湯に通して仕舞う。
畑に野菜を作るのは止す、残り時間もわずかゆえ。

佐々木バージョンにも出べそあっていいか。


余り紐で縛っているうちは思いつきで、まいにち結び方が今日はこれ明日はこんなとやってきた。それが表題のふたつの結びをストッパーにあしらったひもを定めると、その締め方も定まった。

それがこれ。「かんぬき」のような結束構造を結びと考えがちだが、これはネジ込んであるだけ。
これからバンダナで包むし横にしないよう持ち運ぶ。これで充分。

※決めた結び紐は、三種類だった。この「恋人結び」と「叶う結び」、それに「エイト・ノット」。8の字結びは横にすると無限大記号にも見えるので……。

箸もつ手、オーブリー捜査官。

登場人物を網羅して検討を重ねると、箸の「上げ下ろし」に共通の演技指導の様子が想像される。全12シーズンを六度観終わって、レンタルビデオ屋にまたご厄介になる。トミー・リー・ジョーンズの「ミッション・ワイルド」に、新作料金は払わないので今さらながら驚く。温厚な不動産屋と奔放な少女のはらはらするがさっぱりした恋の顛末(タイトル不詳)1974年公開に、モトクキコさんを思い出す。私の持っている「旅の重さ」初版には、出版のいきさつと、姿なき作者への版元からの呼びかけが収録されている。

この項ここまで、ボーンズは以下紙。

2019.1.1

元旦だけの遊覧企画「初日の出ツアー」で、安栄の船に乗った。
もうひとつの船会社も同趣の船を出していて、参加の追加募集の新聞広告を連日見かけた。
乗船客のアタマ数を数えると、四〇余名。つまりはこの倍、八〇人以上が正月の太陽を拝みに早朝六時に離島桟橋を離れた。太平洋側に出ると思ったら、西に向かった。八重というほどでないが、東シナ海から眺めれば山襞に昇る日が顔を出す……はずだった。
写真は一月十五日の日の出、暮から雨続きだった石垣。今年はじめての快晴。