2010-12-12から1日間の記事一覧

九十九里浜のおっぺし

千葉県広報10・8/5「写真で見る千葉」から漁師の妻や子供が15才くらいになると、加わった。江戸中期から鰯漁で栄えた九十九里浜、波打ち際にずらり並んだ漁船を「おっぺし」とよばれる人たちが、一斉に押し出していました。おっぺしは「押し圧す」が転じたも…

あかまんま

収穫後さっそく田起しした秋の一日、シロマンマを思い出した。田の草を取りに泥田に入ると、やけにシロマンマが多い。アカマンマに比べ、シロマンマは多くない。で、残しておいてやるかと、古代米といっしょにサイバイしたシロマンマである。古代米は、ちな…

二角式製ぞく器

共栄社豊川市美幸町1*260533*84*1221養蚕具から脱穀器、耕運機、芝刈り器メーカー三代目林雅己社長 このぞくの字がケイタイでさがせない。芝刈り機では知られたメーカーというここはかって、これでスタートしたのだと、本社ロビーに鎮座させていると、日経か…

パナリ

川平湾を塞ぐ島の名前のあるサイズのものでも、六つある。いちばん大きなものが「小島(!)」。目測だが以下大きい順にマジャパナリ、ムクパナリ、クバパナリ、キタパナリ、マヤパナリとすべてパナリがついている。パナリとは陸から「離れ」ているという意…

七本の楠

東桜通り角の浄念寺の鐘を聞いて起きた頃もあった。 35年も前のことだ。さらに30年以上前、焼夷弾で焼けた幹から七本の芽が出て、こんな寄せ植えの楠のような立ち姿ができた。健在である。