2011-12-29から1日間の記事一覧

油松を焼く

迎え火を焚く松の根が、百年分もとってある憂鬱。 その始末は言うまでもなく焼却することだが、この無目的性がボクの心を沈ませるのだ。何代か続いた家を終わるとき、こんな気持ちになるものか。亡父が毎年、割り箸ほどに刻んで先だった子や孫を迎えてきたの…

迎えない

迎え火を焚く焼却炉