2012-01-06から1日間の記事一覧

双璧

柴田と大館工芸社が生産性で双璧だが、スタンスには特徴的な相違がある。 大館社は郷土博物館に大枚を寄付して、曲げワッパ資料館を立ち上げたほどの実業家。その作るものは、白木の特性を無視した全ウレタン塗装しあげ。

まげワッパ三様

通気性があるのが杉材無塗装の曲げワッパの特徴だが、お弁当のおかずがあぶらものだと白木にシミが残る。 最近の主流は薄く、マットなウレタンニスをぬること。 今日訪ねた高久は、朱の漆を内側だけ厚く塗っている。器は二層に重ねられていて、 飯を詰めるひ…

ひとまず分かった気になった

一件、高久を訪ねただけで初めての大館に曲げワッパの工房探索は、切り上げることにした。 伝統工芸にある一般的な悩みが、曲げワッパにもあった。 しばらく使ってみて、また問題を持ち帰ることになった。

花善

秋田駅前のカタウンター「おおき」の瞳さんが、大館市なら鶏めしでしょうと言うので、大館駅前の花善にようやく入ってみた。 雪道に足をとられ歩きに歩いてもう、大館に通って七日目。 やや豪華なランチには、曲げワッパの器に鶏めしが入ってきた。 栞には従…