2013-07-13から1日間の記事一覧

亜熱帯の草木で弦をあがなう

召しませ南国ティー、土瓶の第一は中村安信。第二はニトリの鋳込みの滋土。 第三を予告。 青木益枝の黄瀬戸と粉引き、汲み出しつき。

わが青春のメタセコイヤ

民窯の土瓶を再び島に送る仕度をはじめたら、ポケットから緑の団子が二つ転がりでた。ヤニくさい。 万博記念公園で拾ったメタセコイヤの実だ。なんだか四〇数年前、シーラカンスの類語として人々の口にのぼったものだ。 美智子と某の何かの記念樹だったよう…

赤テントの中

四〇年遅れで太陽の塔を拝んで民博を小一時間巡って、おまけの日本民芸館で歴史遺産と言うべき島根民窯の土瓶をひとつ。 白土の華奢な代物、亜熱帯の草木で弦をあがなったら似合うだろう。 赤テントで包みを開いた。大ストックヤード「赤テント」は内張りや…

東濃新報

タブ紙に載る小学校の福祉学習。

ハンモックの脇机には

自閉症の才能開発を著したテンプル・グランディンは1947年生まれ、現代の人だ。畜産動物扱いシステム会社の社長にして、そのアイデアは本人が十七歳で考案した「締め付け機」から派生したものだという。実業家で研究者で、自身が研究対象であったのだろ…