夜店の灯の消えた後も、変わらぬともしびについて、お話したい。遠くにバースデー・ケーキの蝋燭のような明かりが、何本かたっているでしょう? それは六本なんですが、以下紙。だが本題は向かって右隅──以下同様紙。
──人生の残り時間で、南の島に小さなちいさな家を作ろう──は桃里伊野田で始まりました。用地取得二ヶ月、まずしたことといったらヤシの木を13本植えたこと。どれもまん中に、アンテナを一本立ちあげた。根づいた証拠。廃構二棟の一つは、ほぼ屋根がない。わ…
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