無邪気なダイビング船がかき回す船着き場の水際に、手足を拡げる枝さんごをもう一度見に行った。G・W、いちにちくらい何もしない。連中は観光資源などと呼んでいる。
「小さな家」計画は頓挫した、どこか旧知に恩を着せて大工を都合よく使ってきたツケを払うことになった。この後につけ加えるとしたら、「小さな家を独りで建てる」計画──ということ。終わりそうもない夏が済んだあとにする。この夏──と言ってあったので遅れ…
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