四つ目は麻紐で編む

コンバインで収穫すると、藁を粉々に刻んで田にまいてしまう。藁を見直したくて、バインダーを買いなおした。バインダーとは自走式の稲刈り結束機のこと。コンバインをが入る前どの農家もこれを手にいれて、手刈りの苦労から解放された。バインダーにセッティングする結束紐はビニール製が大勢を占めたが、今では土に還る天然繊維である麻紐が使われる。
もっともバインダー自体がごく少数派なんだから、当然だ。なぜならバインダーで稲を束ねることは、ハザに架けてモミを天日に干すことを意味するからだ。

さて小さい写真のロゴ「クボタ」の奥に光って見えないのが、その結束紐、見やすい写真を撮りなおします。
四つ目はこれで編んでみます。三つヨリのロープではない、頼りないので二本取りです。一本を地味に染めてある。張り棒な黒島のもの。