「看板屋」

自分で書けばよいなだが、頼んでおいてそれなない。よほど持参しようとおもったが、やめておいた。一月は二度渡島したが先には15キロ超過料金、後には四つ目の持ち込みが認められず飛行場内の飛脚カウンターに廻されたほどだから、やむを得ない。
作業台を占領して遅くなってると、おそらくはカエル・コールの催促電話にでてから彼は可愛いケーキをくれたのだった。
それからは二人の看板屋の助手が用意したブダイ、マグロ、揚げた鶏と練りもので酒盛りになった。いよいよ明日だと思うともっとやりたかったがもらったケーキの作者が気になって、早めにきりあげてやった。
前後したが、その後にお目にかかったのが豆腐上の極小サカナであったのである。