あかとん

組合長の役も、春まで。
農協の下働きが、主なる仕事。
苗の注文票を配ってあるく。苗は自分で前年に収穫した種籾を、苗田に蒔いた米づくりを農協が認めなくなった時から、古代米を育てて自分で買い手を探すようになった。

四月に引き継いだら、晴れて農協脱退だ。
こんなことに十年かけるなるて、呆れる。

組合員の家々をまわると、赤とうが日光浴していた。赤にも二色あるコンタラスト。