満開前に帰宅すると

さっそく更地の柿の木を見に行った。移植した柿に芽はなくて、もう新たに植えた四本の副え木だと思うことにした。

宅地化した区割りの中央に幅10メートルのスペースを作って、柿の木はそのアクセントになる。

しばらくは幼木だが、柿八年の間のことである。