カミカゼの遺品展

南のしまでは遥かな特攻隊のある特定の個人の記憶が、こうして長らえている驚き。月並みだが時計が止まったまま、かくも長い時間を温めてやり過ごした驚き。

こんな言葉も久し振りだが、当地で喧しい反動的一群によるものか、新聞告知蘭ひとつからはかりかねるが、ギャラリーを開いていきなり身動きがとれなくなってしまった。

白保を飛び立って自宅周辺を旋回して、恋文を投函して去った実話。どこかで耳にはさんだ、これか。