金具を使わない

ショートスプライスで編み込み接続したロープ・リングを、二サイズ用意する。大は二重に使うもので、一重の際のRは190ミリ程度。小は80Rくらい。

この三点吊りの場合、トップは供でダブル。ダブル・トップの側に、この小。
「供でダブル」=ハウツーだが、吟味された言葉をえらぶ。実体が消えると、その表現もまた失われる。編む織る。綯う撚る縒る。作業プロセスを言いながら、彷彿とするように。供でダブルは、ぐるりをかがった太ロープが一体でそのまま二重に巻いて、トップを形成している構造。
次に大・小の取り付き例を、写真でしめす。