西部劇というジャンル

血統正しき犬を殖やすビジネスが周知され、彼らをブリーダーと言うんだそうだ話が聞こえるようになって三〇年だろうか。

風邪がもたらした映画週間は西部劇特集であったが、今どきジャンルは統廃合が進んで「アクション」と題されて戦争ものといっしょくたである。

ドンパチつながりと言わば言えで、コドモ相手なら引き下がる他はない。

ペニー氏のほかもう一本、印象深い西部劇があった。
グレート・ブリテンから交配改良種の角なし種牛と大西洋を越えた母娘が、西部に根付く顛末。
ペニー同様、苛烈な冬を乗り切ることが重要な意味をもっている。