2013-12-09から1日間の記事一覧

飛鳥?

一泊まる二日滞在したクルーズが気になって国際ポートまで見に行くと、郵船のクルーザー「飛鳥・Ⅱ」だった。客は七〇〇人、横浜を出て台湾に行った帰りだそうだ。 汐待ちの意味もあったかもしれない。マンションが船の上に建ったような、使い勝手は良いだろ…

西部劇というジャンル

血統正しき犬を殖やすビジネスが周知され、彼らをブリーダーと言うんだそうだ話が聞こえるようになって三〇年だろうか。 風邪がもたらした映画週間は西部劇特集であったが、今どきジャンルは統廃合が進んで「アクション」と題されて戦争ものといっしょくたで…

日経歌壇、穂村弘選。

道草のあくる日、岡井隆の向こう張る。 どの歌にも目をとめたが、死なれてしまったら通電途絶えた日にとけて腐るに忍びないと、せめて。 凍らせたトマトが不意につぶやいた 君の死ぬに日食べておくれと

織り巾を想像する

クワエは長短あって長は針から針まで455ミリ、針の数が23。遥のハンモックの端ループをほどいて掛けると、ピッタリ数があって不思議な気持ちを催した。 この洗い張り用のクワエは「琉染」の石垣白保工房に遺されたもので、遥のハンモックといえばアジア産の…

昨日という日

昨日店を閉める前に、その日の成果を記録しておいた。どれもが、その場の思いつきで過ごした残骸である。 椅子の座面を、流木で取り換えた。 ローゼル坊主を作った。 ハルカのハンモックを途中まで解いた。

アメリカ人の名前「ウィル・ペニー」

猿の惑星の一番に登場、あらぬ星に不時着してすぐ騎馬の猿の一団に網で狩られる。右往左往のあげく。その躍動する肉体は盛りをすぎていたが、チャールトン・ヘストンは宇宙船のキャプテンらしく精悍だった。 人の名前が映画タイトルになるなら、内容を彷彿と…