タイプ/白保(紅露・泥染め)

やちむん館白保工房のショップやその林間のハンモック・オリジナルを、「タイプ/白保」とした。紅露・泥染めによるもの。一部はフクギで黄色く染まったものも予定している。サイズは四、種類は11アイテムのオールラインナップを今年中にスタートする。
製作数は合計50、オキナワのグリーン・ハンモックと同じ。自作する数は500と決めてロープを仕込んでいるが、これら50の数が限定製作数というわけでない。

染め依頼の都合やイレギュラーなものも産まれるだろうし、区切りの目安です。11アイテムのラインナップは、次の通り。

①12B=寝返りを覚える前の赤ちゃんのために。
②14B=上と同寸法で目数を増やした細かいネット(ネットだけ・帆布張りの2タイプ)。
③14=子ども(あるいは小柄な大人)サイズのハンモック。適応身長は1600くらいまで。
④14N=ネットだけで構成された涼しいハンモック。サイズは上と同じ。
⑤19=大型ハンモック。適応身長を1800くらいまで想定しています。
⑥19/3=転落の危険のない三点吊りハンモック。
⑦19N=上と同寸法で、ネットだけで構成されている。
⑧W2=二人で就寝も可能な更に大きなハンモック。ダブルベッド・サイズという位置づけである。(ハンモックに二人で眠ることについて別稿を設ける)。
⑨W2N=上と同寸法で、ネットだけで構成されたハンモック。
⑩W3=上と同寸法で、転落の危険のない三点吊りのハンモック。
⑪W3N=W3をネットだけで構成したもの。
※但し書きなきものはすべて帆布張り、タイプ白保にはハード・ロープなどによる屋外型はない。

まず、ひとつ作ってみた。写真は14N、張り棒間は1700、幅は750。身長160センチくらいの小柄な方なら、大人の就寝に十分耐えられる。ネット本体の上部に6段の縞。20ー75/2ミリ2本取りの純綿三つより。紅露・泥染め。柄は二重の片側を、同浅染めで配色した。端ロープは10ミリ白クレモナ。上だけダブルロープで繋ぎ構造にアジャスト機能ははない。(今後はタイプ白保に限らずアジャスト構造は、より重量に耐性のある19・Wにしつらえることにする)。