スマホで石器

美術の教科書にスマホと石器を、「手頃」な道具として並べて見せる愚。
拳の延長線上に原爆を置くように、スケールを無視した文明論を唱える子どもじみたこと。
我々の目を曇らせるのは来た道を再び引き返す分かれ道に、日々遭遇しているが気がつかないことだ。