遥かなる大地と訳されたこれと、あれ。トムクルーズとデカプリオ。この名前くらいは耳に残こる。
「タイタニック」を夕べ。やっと、でなく、そろそろいいかなと。大道具のスケールと、エピソードの小ささ。その取り合わせの可笑しさに、驚きました。みこしを担いだ映画マスコミの誰も覚えちゃいまい。
競争の原理、自由競争の前々世紀の懐かしい風景を俯瞰で見せてくれた。大西洋を渡るまえから西部開拓を、二人の男と一人の女で描いた前作。「特撮」がもう「並撮」の今日、本当のことをどうすれば「銀幕」に投影できるか? 難しい時代になったものだ。