流木を拾って、しつらえる。

屋外講座の意図は編み上がったらすぐ、そこら辺の緑蔭に吊って寝心地を試してみたいから。一人分の荷を掛けると編み目が、程よく締まる。
また、全体のバランスを整える点でも、ただ吊るだけでなく、上でしっかり横になって浮かんでみることが重要。

屋外講座を開いている「轟きの森自然園」は当事者やちむん館もそんな名前って知らなかったような、見過ごされる緑蔭ですが内実は素晴らしい。島の外周道から海側に、折れる目印は「轟橋」。

飛行場からバス停ひとつ歩けば三〇分、歩いていらっしゃい。島を離れるとき私はここに車を乗り捨てて、サトウキビの畦道を近道して飛行場に向かいます。
いろんなコースを試すのですが、それが近道であったためしはないんだけど。

さて記述も遠回りしましたが、写真。編み上がると近場の浜に、流木を拾いに行きましょう。こうして流木をしつらえたハンモックを、「タイプ・なつ」と称しています。その訳は……。