緑という色は

ヒトにとっての可視光線をプリズムで分けたスペクトルの中ほどに、水平線の上下のアオと地平線から上のミドリがある。
それを可視光線中央で関知する我々が、進化論的に成立しただけのこと。

病気に罹ったり虫に喰われたりして一足さきに枝を離れるものが、たった一枚で色づいている。