枝のハンモック

吊るすとこがないと先ずは言う、無理もない。立派な基礎も上からの重力に耐える目的で、作られている。
ギャラリーの壁には外まで貫通したボルトが20本も刺さっているが、こんなことは普通でない。
木を植えなさい15年後に、ハンモックを吊れる木になるから。
冗談のつもりで言っていない……。

枝はかくしてハンモックと親和性があるのて、その張り棒に使うとよく似合う。
葉が落ちる季節に知り合いの山などで、伐らせてもらっている。

丈を揃えて穴を開けるだんになって、櫨(はぜ)や漆の枝がよく混じっている。

トネリコを山に植える夢はかなうだろうか。クールを藪山に案内してもらったのも同じ理由、使う分だけ増やしておきたいと思って。そう伝えたのでHも、連れて行ってくれたのだろう。ぜひ叶えたい。