ゆく日、かえる日。

四月の気温グラフが次の谷に下るのが、それが我らがゆく日かえる日であればよいが。どうやら的中したらしい。

南側だが隣家のわすが狭間に育って合計1500度も、額面通り受け取れない。いちにちでも陽にあたって過ごしてもらいたい……。

もう押しも押されないプリプリ押し合いぶりに、首筋を撫でて一言。立派に育ちましたね、有難う。セーブツ学的に三人の子の父を経験したが、ついぞ出たことのない台詞をバナナに言った日だ。

第二節は今月二五日から、ハンモックの上でちょうど熟れて我らを迎えるだろう。ぎゅうぎゅうはち切れそうな面々の中ほどの一本が、全方位からの圧力に傷ついて刈りどきを教えてくれました。

私と和田が前もって一本をわけあい、第一節を終えるタイミングに何度も礼を言った。結実後株分かれしてバナナは世代を更新するという、もう少しマシな地べたを思案中です。