みなと7AM.

赤い放水マストの曳き舟が、台湾のクルーズ船を迎えに出ていく。

開口部に舳先を向けて二列横隊の巡視艇が、六隻もスタンばっている。これが常態化してきた。

五階の海側への張り出し部分に敷物を敷いて、朝食を置いてみる。敷物は紅露(くーる)で染めて、洗いざらしたハンモック帆布。

泥田に浸けてもらうようになって深い紫味を湛えて、後染めの完成度が高まった。汚した織ネームは、それを強調したつもりだがどうか?

飯盒型の二段白木めんぱに同じものを二人分、詰めた。昨日干して漬けた木瓜、梅干・黒胡麻。朝はそのお釜deご飯、味噌汁は解凍オクラに葱。三合炊きを大どんぶりに、見立てられなくもない。明日からこれでいこう。杓文字(←これが第一候補)曲げわっぱに詰めたんだから、ここにあってよい。パッションフルーツを毎朝三個。

与那国は海上保安庁の出番ではなく、海上自衛隊の艦船のための港が整備されるだろう。

九条を守って外交努力で平和を築こう、昨日もスピーカーが島を回っていた。尖閣諸島無人機を撃ち落とすくらいのことは、何年もしないで起こるだろう。