光る海、石坂洋次郎。二郎ではないが、治郎もしれないほどの私だ。勝呂誉、山本陽子。山口崇を始めて見たかもしれない。
海が光る、はいそんなこともありますと思ったものだ。こうして海に沈んでゆく陽を毎日のように眺めるようになって、それは少なくとも午後に傾こうとした太陽を西の海の向こうに見て言ったとわかった。
逆行で分かりにくいが島内二人の女子中学生のスニーカーを、控え目なコントラストに染めた。明日の午後に取りに来るように言って、例のごとくゾウリで帰した。
二足ともよく履き込んであって、染めがいも洗いがいもあった。はーサッパリした、と港の風に吹かれている。以下、詳細リポートは明日……。