遠近法によるものでなく。

初めて作った四〇年も前から目数は12、従って両端の太いロープの通り孔を含めて張り棒に空ける穴は14。私の父が決めたこの仕様を今も守っているのは、それがはじめから完成されたバランスをそなえているからだ。

墓参りの折りなぞにそう思いをいたすとよいが、間が悪い。その自称「14穴」ハンモックのこれは帆布張りバージョンであるが、張り棒の長さに長短を施したイレギュラー。

肩周りが窮屈な大きな方のためにしてきたものだが、今後は定番に加えます。真上から撮影しないと、ふつうのパースペクティブになってしまう。