鎌の柄をすげ替える

北海道の入植者のよんちょうぶだと、草刈りに行ってやって知った。それだけ苅るのに混合油が要るのか、見当がつかなかった。白蝋症はこんなもんではなかろうが、道草して柄の折れた鎌を拾ってきた。

旭川石垣島を二往復したらすっかり調子を崩して、寝込んだ記念の品。折れた亀裂もあって再生の余地はないが、いつか「柄をすげ替える」見本に使おうと思ったものだ。モクマオーがよいだろう、枝の風情を残したものがよい。