高台を裏から見る。

そこに値段が付いてることがあるが、展示作を次々ひっくり返して歩くのは下品。ではあるが浜辺に高台の一部が、三日月のように顔をのぞかせていると「ヨイコ」のようにあったドーと言いたくなる。

殺到されても困る、600年前の交易船の眠る海から揚がった陶磁器片を探す浜歩き。その愉しさを皆さんにお裾分けすべく、リハーサルを重ねている。「日没前おとなガイド/NZOG」の、看板メニュウですがどうでしょう?

しばらく間の空いた大潮のあと、ここにもそこにも──Nと五つも六つも見つけちゃって埋め戻しておきました。