スパンコール前

路面店は朝な夕なに表を掃いてたりするものだが、島では水を撒いてます。打ち水なんて可愛いものでなく、消防訓練なほど景気のよい光景です。

漢方由来の龍角散さへまとめ買いの中国客をあてにした薬屋が島にあるようになったが、旧来のクスリ九層倍の薬局が素性のドラッグストアも人口比からして過多ではないか。

七三○の角より二軒目の「スパンコール」は名に反して、後者に属する。店頭の植え込みの手入れを怠らず、プルメリアが二階に達するほどだった。

丁寧な副え木も空しく大型台風に屈したときは、私は通りかかりに傷口を撫でて行ったひとりだ。風のない12月のある午後、二人の孫のてを借りて低木を刈り込んですく(木辺に流れる)子どもの声が、日の暮れるまでしていた。

中略 生ビールの水面観察の次は路面店の店頭の緑地の手入れの度合いを、品定めしてみる視点はどうだろうか? などと思ったのは、スパンコールから90度七三○を北に二軒目のファーストフード「A&W」の植え込みが、あんまりだから。以下紙。