達磨おとしのごとし

年が改まって弁当箱を、半分だけ新ためることにした。ソラマメ型の外輪に無理があって、深い下段の口が開くのだ。それがまた底との、接合部を危うくしてすき間に飯粒がはまって具合い芳しからず。

こんな形を要求した本人であるわけだが、見切り時を決断。次は浅い一器を二つ重ねて、二段に組んだ。

明日からはわたしの飯の分量も、N並み以上には詰められなくてメデタイ。