アクリル

復讐を埋めた山、戦記まんがシリーズの七。松本零士、第五話はこう始まる。

第二次大戦中、野原で遊ぶ子供たちは

小さな透明のガラスの破片を見つけることがあった。
それは服でこすると独特なにおいがした。
だから子供たちはそのガラスのことを、においガラスとよんで宝物にした。

もう少し年上の少年たちはそれか、有機ガラスと呼ばれている、新しい科学の産物であることを知っていた。



それが飛行機のコクピットを囲っている。正確にはフレキシガラスと呼ばれた。以下紙。