今日の見送り

隔日来港クルーズ船午後七時半、港の外で自前の通い舟を往復させた。港外も島に挟まれたゆとりのない海域で帰路につくために、曳舟が見送りに行った。

鼻先で押して進路を反転、見下ろす乗客たちはサイチェンとタグボートが言ってるように見える。甲板でハンモック教室を開くために小笠原まで三往復したときは通船は漁船そのものだったが、われわれの誰もが充分そのメッセージが受け取った。