二重思われ結びと、片二重思い結び

蝶の両羽根の中央タテの一巻きを二巻きしたものを二重結びとして、羽根の片側を二巻きしたものを片二重結びと呼ぶことにしている。もちろん「片思い」を連想してのことで、わんさいど・らぶ・のっと――とルビを振っている。

前述「二重結び」はマラソンの時などに、解けにくい靴紐として一般的な結びにならった命名

one side love knotについて――、蝶は二対の羽根を持っているがその片側が一枚取れてしまった……。左右のアンバランスさが際立つ。片二重思い結びはあっても、「片二重思われ結び」は止めておこう。