手が覚えている

手が覚えている、足が覚えている。マニュアル車に乗り続けている、今では少数派でクラッチペダルの踏み方を言葉を添えて教えることがある。

言葉と動作がシンクロしないもどかしさを感じると、「身体が覚えている」とはこういうことだと思い当たる。

弁当箱の蓋結びも、その域に達した。Nが洗って返したがついでに、空の弁当箱こうチョイチョイと結んであった。

かって一番の洗練されたチョイチョイが、これ。思わずほどいて結んでを確かめた。