2015-06-19から1日間の記事一覧

アコウの森

アコウ木のどこまでを一樹と数えればよいか不明だか、ここには15〜 6本が森を形成している。農地法の縛りが解ければ、あっという間にその半世紀の時間は霧散する。この緑蔭が終の棲家かと、この半年逡巡してきた。結論は間近だ。大きな二棟のお蚕小屋の青空…

結び目のないハンモック

ハートアンドソウルだそうだが「愛が微笑む時」という、なんとも言えない訳題になっている。買い付けたバイヤーはいいと思ったが、ビデオ化まで長々とお蔵になっていた。原題で短期で打ち切られて、ビデオ化される際にテキトーな訳題になった。思いを残して…

革靴前

VOL.2は一丁増やして、128ページにした。面付けは終っており、残す10ページほどに靴の結び新作送れば、印刷屋に回る手はず。ドイツ靴にまだ手は伸びなくて、こどもビニール靴なんかに結んでお茶を濁している。蛍光黄にオペラレッドなどという組合せだから、…

梅雨明けと革靴

港に面した501の下駄箱(←ほかになんと言うか)の扉はアゼクラ造りのようだが、梅雨も明けたし一度風を入れてみた。やっぱりカビ、ベランダで潮風の吉凶。島で毎年くりかえしている。飛行機で行ったり来たりのたびに両地に、置き去りにされた靴である。