右端に並べた陶片はすべて低火度の 無釉と思われたが裏返してみると、灰釉がわずかに残っているものがあった。どれくらい波に洗われてきたか、思い及ばない。いや、島の小さな博物館を覗いた者なら、その時間が五〇〇年から六〇〇年ほどのものだと知るだろう…
左は白磁小皿、次は青磁片(周辺部)ぐるりの外側に浅く盛り上がった線文。波形ではないか?三つめも青磁、低部。構造的に堅牢な高台部がこうして、完全な形で打ち上がることも稀でない。以下、右端の四点は赤土を低火度で焼いた陶片。縄文土器かもしれないし…
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