今年のつづみ1

 自分でわらつづみを立てるようになると目が馴れて、散歩の折りおりに方々に立っているのに気づく。私の農についての取り組みを、藁に始まるということにするのだか、つづみを見かけるたびにその作者を訪ねたい気持ちになる。
 タイワンのエアバス墜落の慰霊公園にほど近い?、日を浴びて幸福そうだ。柿の皮が捨ててある。畦道をたどっていくと、サニーレタスを従えている。作者は田の脇のお宅にいらっしゃるだろう。